◇ 最近、師匠と話していて、ようやく、理解できたことがある。
それは、輪廻転生という言葉で、別に宗教的な言葉ではなく、たとえ話のようなものである。
僕なんかが同じ失敗を繰り返している様子を見て、そういうのだが、意識のしすぎだったり、欲を持ちすぎたりするのが原因である。
人間は意識をもっているが、大部分は意識できない無意識的な身体の部分である。
心臓とか自律神経とか、自分でコントロールできない部分が大半である。
それを意識があるために自分のコントロールに置こうとしても、所詮、無理な話で、欲を持ちすぎても文字通り、欲で目がくらんで見えなくなる。
◇ それで、最近、ダイエットしたり、そういう欲を抑えることをしてきているお陰なのか、他人の欲というか、心がちらりと見えるときがある。
欲がありすぎると、欲がない人のことは見えないが、欲がない人からは欲がある人は丸見えであるからだ。
師匠のたとえ話では、欲があると、意識の回転のスピードが上がり見えやすくなるが、欲がないと、意識のスピードの回転が遅くなり、回転が見えなくなる。
輪廻転生とは、煩悩によるこの意識の回転のことで、回転のスピードがゼロになると、転生する必要がなくなり、解脱する。これがお釈迦様の教えの本質である。
◇ それで、欲があると、当然、自意識過剰になり、日頃の力が出せなくなるが、それは無意識の力、つまり、陽明学の良知を使えなくなるからだと思われる。
人間は良知をもつ魂の本体、無意識の身体を持ってるが、それが意識をもつ肉体に宿っている。
そして、肉体の中の欲や煩悩が雑音のようなものになって、物が見えなくなる。
ところが、その煩悩が離れると、意識がちょっと引いた感じになり、無意識の本体と同化し、視野が広がるように感じる。自分の煩悩も客観的に見えるようになってくる。
こういう状態の人間にとって、普通の人の行動や世の中の事象は、ゆっくりとしたスローモーションか、止まったように見えるので、別に超能力ではないのだが、予測がつくようになる。
それで、やることなすこと上手くいくようになるが、本人にとっては当たり前にやってるだけである。
そういう人は、他人から見ると、余裕があるように見える。
成功哲学などでも、無意識の力の活用と言われるが、そういうことだったのかと、深く納得してしまった。
◇ そういう状態になるためには、陽明学でいう事上磨錬の実践が必要だが 、日頃の日常生活の中で、『省察克治』が必要であるという。
『省察克治』とは、
>人間はだれでも「良知」という「天理」(すばらしい素質)をもっているのだが、さまざまな「人欲」によってそのはたらきを妨げられているのだという。だから「良知」を発現するためには、ともすれば頭をもたげてくる「人欲」を、一つ一つ点検して取り除いていく必要がある。
どんなところに身を置いても、学問の場でない所はない、生きた現実のなかから学ぶことである。毎日の生活や仕事というのは、同じことの繰り返しが多いから、ともすれば惰性に流されマンネリに陥ってしまう
そうならないためには、つねに問題意識を持ち、気持ちを引き締め、創意工夫をこらして仕事に取り組まなければならない。そのような心がけさえ忘れなければ、どんな場に身を置きどんな仕事にたずさわっていても、自分を磨く糧にすることができる。(陽明学 より)
計らずも、僕が気づいた事柄と同じことが、陽明学でも教えられていて、ちょっとびっくりしたが、欲や煩悩を捨てる重要性にやっと気づいたのだが、レコーディングダイエットとか、色々と失敗の実践を繰り返したお陰かもしれない。
まだ、入り口が見えただけだが、重要な気づきだったので書き留めておきたい。
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のレコーディング・ダイエットのススメ に賢明なブログ読者の皆様へ という記事がアップされています。
レコーディングダイエットがブームになって、どうもこのダイエットについての誤解が生まれつつあるということで、著者によるレコーディングダイエットの本質のお話です。
ブログでは、オタキングと呼ばれていた、岡田斗司夫の激痩せの過程が見える。117キロ→66キロで、凄いというか、もう別人です。
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